ターンテーブルで荷物を受け取り
機内預け荷物を受け取るターンテーブルで機内に預けていた荷物を受け取ります。荷物を受け取ると言っても、ターンテーブルから拾い上げる感じになりますので、そのことを「ピックアップ」という人もいます。「ターンテーブルからスーツケースをピックアップする。」のように使います。
スーツケースは、やはり小さい車輪が付いたものがいいです。キャスター付きのものですね。スーツケースを引っ張って歩くための伸縮するハンドルが付いているとなお便利です。最近のスーツケースはどちらも標準装備だと思います。ただし、スーツケースを引っ張って歩くときには人や物にぶつけないように注意が必要です。
最近では機内持ち込みできるスーツケースもあります。つまりスーツケースの三辺の和が115cm以内のものですね。そういうコンパクトなスーツケースなら機内持ち込みできてしまうのでターンテーブルで待つ必要もありません。(ご自分のスーツケースが機内持ち込みできるのかどうかは事前に航空会社のホームページなどで確認しておきましょう。)
検疫
指示された場合は機内で検疫の質問表に回答して提出します。予防接種が必要な国では「予防接種証明書」を提出します。「イエローカード」などと呼ばれています。
機内で検疫の質問票が配られた場合は回答します。質問表の提出方法などは添乗員さんの指示通りにすれば問題ありません。
牧畜や自然保護の盛んな国では海外から病原菌や外来種が入ることを防止するために検疫がとても厳しく行われる傾向があると聞いたことがあります。
特に問題がなければ検疫はフリ-パスです。
スーツケースをゴロゴロ引っ張りながら入国審査に向かいます。
入国審査
入国審査はパスポートコントロールとかイミグレーションコントロールなどと言います。その国の国籍を持っている人の並ぶカウンターと外国人の並ぶカウンターを分けている場合が多いです。
なぜか緊張する一瞬です。線が引いてあってそこより後ろに列になって順番を待ちます。パスポートにパスポートカバーをしている場合はここでパスポートから外しておきます。パスポートを損傷しないように気をつけます。大人の場合、入国審査は家族や添乗員さんもそばに付き添ってはいけないことになっています。ここだけは一人で頑張らなければなりません。
自分の順番で「ネクスト!」(Next!・次のかた!)などといわたら線を越えて一人で前に進み、入国審査官のカウンター前に立ちます。挨拶の言葉を言いながら、パスポートと入国カードを渡します。
挨拶の言葉は昼間なら「ハロー」でいいし午前中なら「グッドモーニング」、夕方なら「グッドイブニング」で大丈夫です。もしうまく言えなくても淡々と審査は進みますから特に気にしないようにしましょう。
入国審査官は大勢に挨拶して疲れているので返事はしてくれないのが普通ですが、そこも気にしません。
ツアーの場合は日本のパスポートの信用度が高いこともあり、ほとんど質問されないことが多いです。
あえて質問をされるとすると次の3つが多いのではないかと思います。
① 「(この国へ来た)目的は?」
「フォワッツ ユア パーポス?」
What’s your purpose?
が多いです、しかしながら他の言い方も複数あります。
「サイトスィーング」 (shghtseeing 観光) と答えます。
② 「どのくらい滞在しますか?」
「ハウロング ドゥーユーステイ ヒア?」
How long do you stay here?
「ワンデイ」(One day. 一日) 一日だけならこう答えます
「(滞在日数)デイズ」 (~days. ~日) 2日以上ならこう答えます。
③ どこに宿泊しますか?
「フォエアー ドゥーユーステイ」
Where do you stay?
「アイル ステイ(宿泊施設名)」と答えます。
I’ll stay (宿泊施設名)~
「(宿泊施設名)に泊まります。」
これ以外の質問で受けたことがあるのは、「帰りの航空券はありますか?」とか「この国は初めてですか?」、「日本での仕事は何ですか?」などでした。
その他、ハワイに行ったときには「カメラを見て!」と言われて顔写真を撮られたり、「そこに指を当ててください。」と言われて指紋を取られたりしたことがあります。
特に問題がなければスタンプを押してパスポートを渡してくれます。「サンキュウソーマッチ」(Thank you so much. どうもありがとう。)と言って入国審査の出口へ進みます。
税関
ツアーの場合はあまり問題なく通過できることが多かったです。
税関でお約束の質問は
「エニースィング トゥ ディクレアー?」
Anything to declare? (申告の必要な)課税品をお持ちですか?
「ナッスィング。」と答えます。
(Nothing. ありません。)
これで入国審査は終了です。
パックツアーの場合は添乗員さんが決めておいてくれた場所に皆で集まります。全員そろったら空港ターミナルを出てバスに向かいます。
ツアーバスへ
パックツアーの場合には空港を出るとツアーバスが迎えに来てくれています。スーツケースをトランクルームに積み込んだら出発です。到着時間によってその後の行動は様々です。宿泊施設に直行してその日の行動が終わるケース、市内観光に繰り出すケース、お食事場所に向かうケースなどです。
良い旅を!