集合場所がわからない
集合場所がわからなくて、私たちに「集合場所ってどこだったっけ？」と聞いてくるツアーメンバーさんがよくあります。けれども実は集合場所については添乗員さんが解散の直前にきちんと話しているのです。添乗員さんのお話はしっかり聞くことが大事です。駐車場の番号などは聞き落とさないようにしなければなりません。おおまかな旅行の日程は旅の日程表のようなものに書いてありますが、細かな集合のことなどについては現地で添乗員さんからお聞きすることが多いのです。添乗員さんのお話はメモを取ることがおすすめです。旅行の日程表に書いてある、その日のその観光スポットの所に小さく書き込むのも良い方法です。
集合時間に現れない
国外・国内を問わず、集合時間に現れないツアーメンバーさんはいるものです。時間に現れなかった理由はいろいろです。
「体調がすぐれなくて遅れた。」 これはしかたがありません。家を出発する前、そして旅行中に体調管理をきちんとしていた上であれば、健康上の問題なので本当に無理のないことなのです。場合によっては観光を中止して宿泊施設で療養するか、症状がひどければ旅行中止になってしまうこともあるケースだと思います。責めてはいけません。
「トイレに行っていて遅れた。」 これもまた、生理現象ですからある程度はしかたがありません。けれども早め早めの行動で間に合うように努力しましょう。トイレが混んでいる場合はどうしようもありませんが・・・。そのあたりも計算することが求められているような気もします。
「買い物に夢中になって時間を忘れていた。」 これはいけません。買い物が楽しいのは皆同じですが、パックツアーで旅行中の場合は皆に迷惑がかかります。買い物をしていても集合時間は意識しましょう。
都市規模の自由行動の場合はお手上げです。場合によってはツアーから置いて行かれてしまうこともあります。旅行社さんは様々な手を打ってくれますが、後で費用が請求されることもあります。
小さな観光スポットの場合は買い物の場所が限定されるので添乗員さんが探しに来てくれると思いますが、添乗員さんにとても負荷をかけることになってしまいます。気をつけましょう！買い物で遅れるのはご婦人が多いように思います。
「夢中で写真を撮っていて遅れた。」 これが意外と多いのです。本来写真を本気で楽しみたいのであれば普通のパックツアーのようにどんどん観光地を渡り歩いて行くようなスタイルは向きません。一つの観光地で丸一日自由行動ができるようなツアーを選ぶべきだと思います。普通のパックツアー参加中に写真を撮るのであれば集合時間は常に意識するべきです。他のツアーメンバーさんに迷惑がかかるからです。写真を撮っていて遅刻するのは年配の紳士に多いようです。
「集合時間が判らなかった。」 これも添乗員さんの話を聞いていなかったということに尽きると思われます。集合時間は聞いたときにすぐメモしておくと安心です。
「道に迷ってしまって遅れた。」 予習不足かもしれません。旅行前に可能な限り旅行先の地図を眺めておくべきだと思います。また、迷った場合は焦ってはいけません。困ったときほど心を冷静に保ち、正しく判断することが大事です。小さなコンパスを持ち歩いている旅行者さんもいるそうです。
バスの乗り間違い
よく似た他のツアーバスに乗って行ってしまう人がありました。普通は気づいてもらえるのですが、なぜか添乗員さんに気づいてもらえないとたいへんなことになるようです。
天候に対応できない
旅の服装は気温の変化に合わせて調節できるようにしておくと安心です。ところが夏でもＴシャツしか身に着けていないと、風が強く吹いて来たときに体温を奪われ低体温症を起こすこともあります。夏でも寒さを感じたら長袖のシャツなどをはおれるようにしておくと安心です。
チップ忘れ
私たち日本人はチップの習慣が無いので、つい渡しそびれてしまうことがあります。西欧ではチップはマナーと考えて行動すれば大丈夫です。金額に自信がなければ添乗員さんに教えてもらっておくと良いです。
割引券の出し忘れ
添乗員さんからその日に寄るお土産屋さんの割引券を渡される場合があります。なんだか得をした気分で行くのですが、買い物に夢中になって、しかも集合時間ぎりぎりだったりすると会計時にその割引券を出すのをすっかり忘れてしまうことがあります。あとで気が付くととても悔しい思いがします。割引券の類は可能な限り生かしましょう。
手や口を拭く紙がない
日本だと、どのような飲食店でも手や口を拭く紙がテーブル上に用意されているものです。ところが海外ではそれがないことも多いのです。
そのようなときにはあわてずさわがす持参しているポケットティッシュを使えば良いのです。
ウエットティッシュがあればなお結構です。そう！おしぼりも出てこないのですから（笑）
良い旅を！
