機内で ② (海外旅行)

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機内販売

機内では、航空会社にもよりますが機内販売がある場合もあります。少し高級な品物や免税品、航空会社のグッズなどを購入することができて便利です。ただし、最近では通信販売の冊子を渡されて後で購入するようにという案内だけをされる場合もあります。いずれにしても普通では手に入りにくいものが購入できるので興味深いです。

私の周りでは航空会社のエプロンが一番人気です。客室乗務員さんが使うものと同じ品物だとさらに盛り上がります。

気分が悪くなったら

大きな飛行機は安定していてあまり激しくは揺れません。そのため、揺れて気分が悪くなったというような話は聞いたことがありません。けれどもどうしても気分がすぐれない場合はトイレに行って吐くこともできます。また、もし間に合いそうもない場合には目の前のポケットに入っている嘔吐用の袋に吐くこともできます。なるべく気分良く過ごしたいものですね。乗り物の揺れに弱い人は乗り物に乗る前と乗っている間だけは酸味のある飲み物を避けたほうが良いです。周りの人もそのことが判っている場合は香りの強い食品や飲料は控えてあげたほうが良いですね。

耳が変なとき

飛行機が上昇して行くと機内の気圧が若干変わります。飛行機には客室内の気圧があまり変わらないように気圧を調整する与圧装置とエアーコンディショナーが付いています。けれどもそれでも耳が聞こえにくくなったり、不快感が出たりします。そのような時は耳の外と中との気圧差が出ているのかもしれません。対処としては少し口の中に唾をためておいて一気にゴクっと飲み込むと良くなることがあります。もちろん飲み物が手近にあればそれをゴクっと飲んでも同じ効果が得られます。大きなあくびをするのも良いようです。

機内気圧は0.8気圧です。地上では1気圧ですから少し低いことになります。機内の酸素分圧は80%に減少します。

気圧の変化は離陸時と着陸時のそれぞれ15~30分の間に発生します。離陸直後に飲み物のサービスがあるのはこのことと関係があるのかな?と私は思っています。

入国カード記入

旅行先の国に入るためには入国カードを記入して空港で提出する必要があります。普通のツアーならご自分で記入することになります。高級なツアーでは代行してくれる場合もあります。空の上は暇なので入国カードを書くのは決して負担ではありません。日本語表記があると楽なのですが、全部英語だと少し緊張してしまいます。どうしてもよくわからないときはパックツアーの添乗員さんに教えてもらいましょう。添乗員さんが付かないツアーの場合はご迷惑にならない範囲でわからない部分のみ客室乗務員さんに教えていただくと良いかもしれません。

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入国カードは国によって異なります。事前にインターネットなどで調べておくと安心です。ボールペンを持参すると便利です。記入は英語・ローマ字です。

チェックするところは○(マル)や×(バツ)や塗りつぶしではなく、「V」を右に少し傾けたような、いわゆる「チェック」をするのが正しいようです。

例えば、アメリカの場合は1家族につき1枚です。記載内容は23項目あります。以下のような内容です。少しわかりやすく書き直してある部分があります。( )の中は私の考えや一般的な考えに基づいて書いてみました。ご参考のための補足的な内容です。

※ 質問の内容や用紙の様式等は変更されることもありますので必ずしもこのとおりではない場合もあります。ご参考程度にご覧いただければと思います。

(この文章は2017年7月31日に書きました。)

【表面】 苗字、名前、ミドルネーム 、生年月日(日・月・年の順です。)、一緒に旅行中の家族の人数、アメリカ国内での住所(宿泊施設名とその住所、いくつもの宿泊施設に泊まる場合は一泊目について記入・乗り継いで他国へ行く場合は「Transit to (他国の名称)」と記入、市(アメリカ国内の宿泊施設)、州(アメリカ国内の宿泊施設・略称で可 カリフォルニア州ならCA、ハワイ州ならHIで大丈夫です。)、旅券の発行国(日本)、旅券番号(パスポートに書いてあります。)、居住国(日本)、今回の旅行でアメリカ到着前に訪問した国(パックツアーの場合はたいてい日本です。)、航空会社の搭乗機番号(便名)

(これ以降は「はい」か「いいえ」で答えますがパックツアーの場合はほとんど「いいえ」になります。)

今回の旅行の主要目的がビジネスであるか? 以下のものを持ち込んでいるか? 果物、野菜、植物、種、食品、昆虫・ 精肉、動物、動物製品、野生動物製品・病原体、細胞培養、カタツムリ

土のある場所または農場、大牧場、牧草地にいたか?  家畜のそばにいて触ったり扱ったりしたか?

10,000 アメリカ ドル を超える、または外国通貨でそれと等価の通貨または貨幣を持っているか?

市販用の商品を持っているか?(販売品、注文勧誘用の試供品、または所持品とはみなされない物品)

居住者について 外国で購入または取得し(他人への贈物を含むが米国宛に郵送された品目は含まない)、今回米国に持ち込んでいる市販用商品を含む全物品の総額 (パックツアーの場合記入しなくて良いと思います。)

訪問者について 市販用商品を含めて、米国内に残されるすべての品目の総額(パックツアーの場合は0(ゼロ)で良いと思います。)
署名 (パスポートと同じ署名)
(入国の)日付(日・月・年の順です。)

【裏面】 品目の説明 (パックツアーの場合は空白で良いと思います。)

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良い旅を!