旅行と言えば旅行鞄!
旅行と言えば旅行鞄が思い浮かびます。やはり海外旅行も鞄がなければ始まりません。鞄も複数必要です。現地で気軽に移動するときに使う小さめの掛け鞄、飛行機の機内持ち込みに使うバッグ、機内預けにするスーツケース。およそこんなところでしょうか?それぞれの鞄にはそれぞれの特性と能力があります。良い鞄を選びたいものですね!
小さめの掛け鞄
この小さめの掛け鞄は意外に重宝します。観光地で観光のためバスを降りるときはこのバッグを身に付けて降ります。買い物のときに、小さいものなら入れることもできます。小型の折り畳み傘や小さいペットボトルなら持ち歩くこともできます。現地では幼稚園掛けと言われる斜め掛けをします。鞄の開く側を内側にして歩きます。これは防犯対策です。危ないところではコートの内側に隠して歩きます。しかしこのタイプの鞄はヒモを切られて持ち去られる可能性も否定できません。そのため入れることができるものはその日に使う分のお金の入ったお財布やクレジットカード、小銭入れ、ポケットティッシュ、程度です。基本的に盗られても良い覚悟で身に付けます。パスポートなど本当に大切な物は貴重品入れに入れて見えないように携帯します。人前では出し入れしません。
機内持ち込みに使うバッグ
このバッグの注意点はサイズです。各航空会社によって異なるかもしれませんが、タテ、ヨコ、奥行きの長さの合計に限度があるのです。旅行中、スーツケースはバスのトランクに入れてしまいますから宿泊施設以外ではスーツケースを開け閉めすることは基本的にはありません。そのため機内持ち込みに使ったバッグを同じようにバスの中に持ち込むと便利だったりします。観光時にはこのバッグをバスに置いていくことも多いのでやはり貴重品は入れることができません。その日の観光に必要そうなものだけ入れておくと良いでしょう。
スーツケース
スーツケースは航空会社によるサイズと重量の制限がありますので注意が必要です。超過すると高額の追加料金が発生したりして困ることがあります。体重計を使うと計れますので出発前に確認しておきましょう。
スーツケースもまた失うことを覚悟して持ちます。スーツケースが迷子になることが無いとは言えません。また、どことは言いませんが悪名高い空港では飛行機から機内預け荷物受け取りまでの間の過程で空港係員が勝手にスーツケースを空けて中身を物色したり盗ったりすることがあるそうです。したがって失くしてもいい程度の物しか入れることができません。失くしてもいい程度のものとは、現地ですぐに再び買い揃えることができるもののことをいいます。私の場合、小さな電気ケトルと着替えの衣類程度しか入れません。個人的にはファスナー式のものよりもきちんと金具で閉まるもののほうが安心感があります。
鞄は使い勝手の良いものがベストです。ご自分のお好みにあうものが見つけられるといいですね!
一日分の着替えがなぜ必要?
機内持ち込みのバッグにどうして一日分の着替えを入れなければならないのかは理由があるのです。それは着替えを入れたスーツケースが必ずしも自分と一緒に目的地の空港に到着していないことがあるからなのです。例えば、スーツケースだけ誤って他の行き先の便に乗せられてしまったりすることがあります。すると航空会社がホテルまで届けてくれるとしても1~2日かかってしまうことがあるのです。その間に取りあえず一回着替えられるとたいへん助かります。そのために準備しておくのですね。また、スーツケースが行方不明で出てこない場合には、そっくり買い直すことになるのですが、それが完了するまでの間にやはり一回着替えられると助かります。
他にも効用が!
スーツケースの問題だけではなく、他にも一日分の着替えを持っていると助かることがあるのです。次のような場合の着替えに役立ちます。以下の例はどちらも実際に機内で目撃したことです。私のことではありませんよ(笑)
例1:客室乗務印さんが手を滑らせて飲み物をお客さんのズボンに思い切りこぼしていました。白いズボンに黒い飲み物だったからたまりません。その人は着替えることができたらよかったのですが・・・。
例2:飲みすぎたお客さんが座った姿勢のままシンガポールのマーライオンのように口から吐いていました。全身汚れてしまっていました。その方も着替えることができたらよかったのですが・・・。
と言うわけで着替えを持っていると、何らかの理由で汚れてしまったときに着替えることができて便利です。
着替えは狭いけれど機内のトイレで可能です。
観光のときも?
私は機内や到着直後のことを考えて一日分の着替えをお持ちになることをおすすめしていますが、観光中も本当は一日分の着替えを持っているほうが良いかもしれません。例えば突然の雨でずぶぬれになったり、イルカのショーで思いがけずずぶぬれになったり・・・。転倒して泥だらけになったりと、着替えられたら着替えたほうが良い場面もあるかもしれません。
体温調節に!
着替えを持っていると、寒いときにシャツを重ね着してみたり、靴下を重ね履きしてみたり、若干でも体温調節をすることができますバスの中などなら上に着るシャツをひざ掛けがわりに使うこともできます。
秘訣!
一日分の着替えには薄手で高品質のものを選ぶと持っていてもあまりかさばらないので快適です。
一日分の着替えを、空気を抜く弁の付いたビニール袋に入れて圧縮すると、小さくまとめることができて便利です。
機内持ち込みのバッグにはぜひ一日分の着替えを入れておきましょう!
よい旅を!