(機内持ち込みのバッグに入れるもの)
※一部、機内に持ち込めないものがあります。
ファーストエイドキットとは?
ファーストエイドキットとは応急手当セットのことです。小さな救急箱のようなものですね!ちょっとしたケガやお体の不調を治すためのものです。旅行の必需品ですね。私は普段の遠出の時には携行することが多いです。海外旅行では必需品です。旅慣れた人なら普通に準備していくことが多いです。
ファーストエイドキットの内容は?
ファーストエイドキットはあれもこれもと準備するとちょっと大荷物になってしまいます。やはり最小限で最大の効果を出すようにしなければなりません。以下、ファーストエイドキットの必需品を列記してみます。
胃腸・風邪用の諸剤・解熱鎮痛剤・化膿止めクリーム・抗ヒスタミン剤含有の副腎皮質ホルモン軟膏・芍薬甘草湯・湿布・医師に処方され普段使っているもの・防水タイプの絆創膏・包帯・消毒液・消毒綿・ガーゼ・塩・ハチミツの小さなパック
追加で装備したいものとは?
全部はムリなのでこの中から選んで持っていくことになると思います。
三角巾・絆創膏・テーピングテープ・伸縮するテープ・防水フィルム・使い捨てゴム手袋・虫除けスプレー 綿棒 使い捨て眼科剤 体温計 酔い止め 小さなハサミ(飛行機では機内預けの荷物に入れます。)ピンセット・刺抜き・安全ピン・毒抜き器・保温シート・呼笛・携帯用酸素吸入器・浄水剤・重曹(食用のもの)・タオル・縫合テープ・カミソリ・下痢止め・葛根湯・人工呼吸用使い捨てエアウエイ・
ファーストエイドキット 何に入れる?
密封できる透明なプラスチック製(ポリエチレン製など)の袋が便利です。
密閉できるアルミの弁当箱なども有効です。液体がビンなどから漏れても荷物への被害が最小限で済みそうです。
登山用品で専門のファーストエイドバッグがあるようです。左右にパッと開いて一瞬ですべてのグッズが見えるのが理想だそうです。
その他のテクニック
医療用品については英語名も書いておきましょう。日本語だけだと手荷物検査のときに説明に時間がかかってしまうこともありますので・・・。
国によっては持ち込めないものもありますから事前によく調べておく必要があります。
虫歯の治療は済ませてから出かけましょう。海外は歯科事情が良くないことが多いので・・・。
強い解熱鎮痛剤や抗生物質などを持っていきたい場合は事前にかかりつけの医師にお願いして処方してもらう手もあります。現地で医師にかかると高額の場合も多いので予想される疾患については対策として入手しておくことができればかなり心強いです。
ハサミや液体が含まれる場合は、飛行機ではスーツケースに入れて機内預けにするほうがスマートかもしれません。その場合、機内へは最小限のファーストエイドキットを作って持ち込むようにしたほうが良いかもしれません。
ファーストエイドキット 副効果!?
ファーストエイドキットを持っていると高評価請け合いです。「頼もしい!」と思われるかもしれません。日本で用意するファーストエイドキットの内容を旅行中に現地で調達するのは状況によりかなり難しい場合もあります。なので取りあえず持っているだけでもかなり安心感がありますね!
※ 以下の内容は人によって必要ではない場合があります。
サニタリー系の品物とは?
ここでいうサニタリー系とは乳幼児用の紙おむつ、ご婦人用の生理用品、シニア用の失禁パンツ、お年寄り向きの大人用・紙おむつなどのことをいいます。ちょっとデリケートな品物ですが、必要な人にとっては必需品です。
機内持ち込みのバッグにはどのくらい入れる?
機内持ち込みのバッグには2日分くらい入れればOKだと思います。これは機内預けしたスーツケースがが行方不明になるというロストバッゲージというトラブルの際に役立つからです。つまり1~2日スーツケースが無い状態が続くので機内持ち込みの荷物にサニタリー系の品物が入っているとその間助かるからです。
良い製品を持って行きましょう!
大分昔のお話ですが、とある日本人留学生が日本に帰るとき、ホストファミリーのお嬢さんから「良い生理用品が余っているならぜひ置いていってね!」と懇願されたのだそうです。現地の品物が分厚い上に漏れやすいのを知っていた彼女は快く全部置いてきたそうです。とても感謝されたそうです。
サニタリー系の製品は日本製か外国製かを問わず、日本ではとても良いものが出回っています。ですから海外の現地で調達すると少し後悔することになります。やはり使い慣れたもののほうが良いのではないでしょうか?紙おむつ類も同様です。
袋について
機内で使うことを想定すると、やはりデリケートな品物ですから透明なビニール袋に入れるのはちょっと気が引けます。もし可能であれば中身が見えない巾着袋などに入れますとコンパクトにできますし、安心です。その上で機内持ち込みのバッグに入れたほうがスマートです。
トイレに行くときにはその巾着袋だけを持って行くこともできますのでサニタリー系の品物を人に見られることなく機内を移動できて楽です。なにせ飛行機は暇なので通路を歩いていると何となく見られているような気がします。というか見られている?(笑)
その他
日本の旅行社催行のツアーであれば細かい荷物検査を受けることはほとんどありません。ただ、まれにそういった場面になってしまった場合にはスーツケースを全開にして荷物検査をされますから初めてだとショックですが、そんなものです。そのときは荷物について質問されることがあります。海外だと英語で訊かれることが多いです。もしもできましたら、ご自分がスーツケースや機内持ち込みのバッグに入れたものは英語で説明できるようにしておくとスムーズに検査をクリアできることがあります。先方も見れば判ると思うのですが・・・。
良い旅を!