※ 医療的な内容については、出発前にかかりつけの医師などにご相談ください。
ストレッチの旅行における効用!
ストレッチをすれば筋肉が柔らかくなります。旅行では柔軟性がとても大切です。飛行機で長距離を飛ぶときでも身体が柔軟であれば疲労も少なくて済むような気がします。狭い場所を通り抜けるときにも体が柔らかければ通り抜けやすいです。また、体が伸びやすければ旅行中にケガをしづらいです。
出発日のずいぶん前からストレッチをして準備しておくと良いです。一般的には入浴後にストレッチをしている人が多いようです。毎日、ストレッチをすることで効果が出てきます。
ご参考になるかどうか判りませんが、昔、武術を習うのがとても好きな女性がいたのですが一日中いつもどこかをストレッチしていました。とくに足首(アキレス腱)と股関節を伸ばしていました。彼女のほとんどの関節が過伸展状態でした。ところが、別のプロの格闘家にお話を聞いたら、関節が過伸展してしまうほど身体を柔らかくし過ぎるとそれはそれで関節を痛めやすくなるとのことでした。何事もほどほどにということでしょうか?
ストレッチの方法
全身のすべての筋肉をゆっくりと伸ばしていけばよいです。関節の可動域については安全に曲げることのできるすべての方向にやさしくストレッチするのが良いでしょう。ただ、旅行の場合は脚を中心にストレッチすることが大切です。ストレッチの方法が良くわからない場合は専門書か専門家の指導を参考にしましょう。
飛行機の中は暇ですから限られた空間ですが、時々でもいいので、できる範囲のストレッチをすると良いです。エコノミー症候群(旅行者血栓症・急性肺血栓塞栓症)の予防にもなりますので。
ストレッチの極意は「無理をしない!」ということです。100%伸びる限界の寸前まで伸ばしてから90%位の伸ばし具合まで戻してキープします。
栄養を摂っておきましょう!
旅行前には栄養が偏らないように注意しましょう。肉を食べたらその倍量の野菜を食べるとよいとされています。例えば150グラムのハンバーグを食べたら300グラム分の野菜料理を食べるといった具合です。サラダや野菜の形で食べるのはさわやかで良いのですが量を摂るのが難しいです。茹でたり炒めたりすると、ぐっと量を摂りやすくなるようです。
もしも、野菜の量が多すぎて摂取が難しい場合には野菜のジュースを併用するのも良い方法です。粉状にした緑の野菜を水で溶いて飲むタイプのものも便利です。また、ビタミンとミネラルのサプリメントを旅行前1週間、旅行中、旅行後一週間に服用すると安心です。滋養強壮をうたっている栄養ドリンクも有効です。やはり旅行前1週間、旅行中、旅行後一週間と毎日服用するのもありだそうです。
サプリメントと栄養ドリンクは成分が重複することがあります。その場合はサプリメントの摂取量を上手に減らすか、どちらか一方にするかを選択する必要があります。特に重複すると良くない成分は、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、などの脂溶性ビタミン類などです。甘味料として用いられている甘草も重複すると良くないとされています。
食品ではありますが、ゴマやニンニク、ホルモンなども体力がつく食品です。
休養
旅行の一週間前から睡眠をたっぷりと摂るようにしましょう。無理をしないで静かに暮らしましょう。仕事やクラブ活動などを頑張り過ぎないようにしましょう。ソツなく暮らすのがポイントです。
旅行の準備で直前にあわてることのないように計画的に2週間ほど前から少しずつ荷造りをしておきましょう。旅行の買い物なども早めに済ませておくのが得策です。
特に出発前日は準備したものの確認程度にして、早く休むのが得策です。
出発前日は、旅に行けるうれしさからなかなか寝付かれないこともありますが、目を閉じて横になっているだけでも体力は温存できるので大丈夫です。焦らないことが大事です。
治療するべきものは治療しておく!
歯科治療や巻き爪の治療、足の裏のウオノメ取り、ケガの治療などは旅行前に計画的に完治させておくと安心です。風邪や下痢などの内科的疾患も出発前に治っていると楽に旅ができます。
メンタルの健康にも配慮しましょう!
人間関係などを難しくして出発すると旅を楽しむことができません。できれば旅行直前は波風を立てずに穏やかに過ごしましょう。
旅行準備や旅行そのものがストレスになってはいけません。不安を感じないように事前に準備を重ねておくのも良いことです。また、旅行の計画は身の丈にあったものであるべきです。
リラックスして旅に臨み、楽しい気分で過ごすことができたら一番良いですね!
周辺のもの
度の合った眼鏡を作っておくことをおすすめします。かなり前から準備しておかないと間に合いません。
爪切りは出発前に済ませておきましょう。もちろんスーツケースに小さな爪切りを入れておくのも良いでしょう。長い旅行なら必需品の一つです。
高度順応 (場合によって必要)
南米の遺跡や中部アジアの高地のように標高の高い地域へ向かうときには事前に富士山に登るなど高度順応をしておくと安心です。何年かは能力が持続すると聞いたことがあります。また、ロープウェイで標高の高い駅まで登ります、その駅で2~3時間ほど過ごして、またロープウェイで降りてくるというのも良い準備です。
階段トレーニング (場合によって必要)
階段をかなり上り下りすることが判っている場合には、事前に階段を使って訓練をしておくと対応しやすいと思います。訓練の段階で体を壊すことがないように気をつけましょう。ゆっくりと一歩一歩休むように歩くことがコツです。
良い旅を!