白樺と軽井沢のイメージ(旅行に関する読み物)

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白樺のイメージ

白樺は長野県や北海道などの高原に多く生育しているそうです。長野県には「白樺湖」という地名もあります。確かに湖の周囲に白樺がたくさんありました。やはり「白樺」というと避暑地のイメージが強いですね。標高が高くて爽やかな風が吹く辺りによく白樺を見かけます。初夏から夏にかけてとても涼しげなイメージを演出してくれます。

白樺は外国で国の木としているところがあります。また、日本の都道府県市町村でもそれぞれの自治体の木としているところが多数あります。

白樺の名前の由来

名前の由来は見たままのようです。つまり、樹皮が白いから「白樺」であるという説が有力です。とても判りやすいネーミングですね。

読み方は「シラカバ」が普通のように思いますが、学術的には「シラカンバ」と読むのだそうです。

個人的な話ですが、白樺は子供のころに、私が始めて名前を覚えた樹木の一つです。同じころ、松や竹、梅、桜なども覚えました。どれも日本を代表するような樹木ですね。

白樺の性質

白樺は明るい場所を好み、成長が早いようです。高さは20メートルから30メートルにもなります。ただし一世代限りで暗い場所を好むブナなどに取って代わられてしまうのだそうです。なんだかちょっと悲しい気もしますが、森を育てるための役割をしっかりと果たしている樹なのかもしれませんね。

材料としての白樺

白樺は材質が堅くて木目も美しいので、家具材や、家屋の内装に使われます。また、樹皮は容易に燃え、天然の着火剤としても使われます。

意外なところではアイスクリームの棒やアイスクリ-ムを食べるためのスプーン、割り箸、楊枝(ようじ)と云ったものも白樺を原料に製造されているそうです。「白樺」は知らないところでずいぶん役立っているのですね!今度アイスクリームを食べるときにはそのようなことを思いながら頬張ってみましょう!

歌と白樺

白樺は短歌や和歌、歌謡曲などにもしばしば歌われています。

俳句で「白樺の花」と使ったときには「晩春」を表す季語になっているそうです。私は個人的に白樺の樹が夏っぽいイメージなのでちょっと意外で勉強になりました。

軽井沢のイメージ

軽井沢と言うと一般的に思いつくのはおそらく賑やかな町並みやおしゃれなレストラン、アンティークなお店、おいしいパン屋さん、別荘、テニスコートなどではないかと思います。もちろんそれが一般的に正しいし、私も基本的にはそうだと思います。

ところが私は軽井沢と聞くとなぜか白樺を中心として森をイメージしてしまうのです。どうしてなんでしょうねえ?たぶん軽井沢の周りの森林に記憶の焦点が合ってしまっているのだと思います。軽井沢に足を踏み入れたときの気温や湿度の感じが森のそれと似ていたからかもしれません。

軽井沢の楽しみ方

軽井沢の楽しみ方は様々だと思いますが、周りが「森」ということであれば、そこには動物や鳥がいるわけです。上手に観察すると様々な動物の姿を見ることや、色々な鳥の鳴き声を聞くこともできるかもしれませんね。おもしろい楽しみ方がいろいろできるかもしれません。

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昼間、動物や鳥を観察するにはビデオカメラやデジタルカメラ、双眼鏡、集音器が便利でおすすめです。

一方、夜間に動物や鳥を観察するには夜でも明るく見ることのできるビデオカメラやデジタルカメラ、双眼鏡、などがあると便利です。高価なので購入はよく考える必要があります。また、これらの機器を人に向けてはいけません。昨今では問題になってしまうことが多いようです。

さらに、夜の山歩きは非常に注意が必要ですので充分にお気をつけください。私は本能的に夜の森には入りたくないので絶対に夜の森には入りません。

絵心のある方なら軽井沢のスケッチもいいですね!虫除けと日焼け対策をしっかりして臨めばきっと快適な時間が過ごせそうですね。あまりにも人通りの多い場所はご迷惑なので避けましょう。

よく調べれば歴史的に有名な人物が使っていた別荘が残っていたりします。そういった建物を見て歩くのも楽しいですね!

長期滞在がおしゃれ!

これから軽井沢などの避暑地は快適な季節になります。こういった地域に一週間から一ヶ月位の長期に渡って滞在するのはとてもおしゃれだと思います。今現在、バリバリと働いている現役世代にはちょっと無理な感じですが、実は定年後のリタイア組なら決して不可能ではないのです。一生を通して考えれば誰にでもチャンスはあるのですね。

貸し別荘を借りて一ヶ月ぐらい住んでみるのも良いですね!そこを基点に群馬や信州の観光地へ足を伸ばしてみるのもありです。また、レストランを利用するのも楽しいのですが、自炊も良いものです。地元の野菜や肉、川魚などを使った料理は新鮮でおいしそうですね!

軽井沢の里山

里山と言えば一部の地方にある山間地のことと思いがちです。しかしながら、実は里山は日本全国どこにでもあるのです。ですから軽井沢の周りにも里山はあるのですね。

森は薪や芝のような燃料、動物や植物などのような食料、材木のような建築材料、つる草や竹などの工芸材料など様々な恩恵を与えてくれます。私たちの国は緑が豊かなのですね!また私たちの祖先は大昔から森林の資源を利用することが上手だったのでしょう。里山を整備する作業もあるのですが、間伐材を薪ストーブに使用する家にとっては里山はとても役立つようです。

ただし、国立公園や入山を禁止している山は利用できません。また、利用できる山でも必ず所有者がいるので里山の利用には里山の持ち主の許可が必要です。天然記念物に指定されている樹木は原則としては伐採できません。旅行者がそこまで踏み込むことはないと思いますが・・・。

里山では時に霧が沸き立つようなことがあります。私はそのような光景を見ることが大好きです。水墨画のような風景。遠くに行くに従ってグラデーションのように薄くなる色。なかなかに見事なものです。里山は景観的な美しさも与えてくれているのですね!軽井沢でもきっとそういう風景がみられるのではないでしょうか?

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よい旅を!