未成年の使用が禁じられている火気を伴う嗜好品の使用について
「未成年の使用が禁じられている火気を伴う嗜好品の使用は禁止します。」
理由は次の通りです。
1. 煙が周囲の人に不快であること。
2. 子供の目の高さに火の着いた部分が来るため危険であるため。
3. 投げ捨てなどにより枯草にや紙ごみなどに引火すると火災の原因となるため。
4. 投げ捨てによりゴミが増えるため。
5. 投げ捨てたり落としたそれらに関する製品を乳幼児が口にすると命の危険があるため。
場合によっては専用の空間が設けられている場合もあります。その場合はそこを利用するのも良い方法です。
お花見会場ではルールを守りましょう!
未成年の使用が禁じられている中毒や依存症を起こす飲料について
「未成年の使用が禁じられている中毒や依存症を起こす飲料の飲用は禁止します。」
理由は次の通りです。
1. 飲用して急性中毒を起こす人が現れるのを防ぐため。
2. 飲用して暴れる人を防ぐため。
3. たいへん混雑する場所の場合、多くのお客さんに見学していただけるようにすばやく見終えてほしいため。飲用すると長く滞在することになるので・・・。
「一気飲みの禁止!」
もしも飲用が許されている場合でも一気に大量に摂取すると急性中毒を起こすのでゆっくりたしなむようにという意味だと思います。
飲食物について
「飲食物の持ち込み禁止!」
これには二つの意味があります。そのどちらなのかは会場によって異なりますので確認が必要です。
1. お花見会場内での飲食を一切禁じている場合。
2. 飲食物は会場内で購入して欲しい場合。
「飲食禁止!」
これは会場内では飲食ができません。
食いしん坊の私としては辛いのですがルールでは仕方がありませんよね。
危険な行為について
「スポーツ禁止!」
「おなかが一杯になったから今度は腹ごなしにみんなでスポーツをしようかな?」などと思ったりしてしまいますが、人の多い場所でスポーツをすると他の観桜のお客さんがケガをする恐れもあります。そのためスポーツは禁止のことが多いのです。常識的に考えれば他の人に危ないことはするべきではないのですが、最近では自分たちの楽しみのみを追求して周りの人への配慮をしない人たちもあります。そのためルール化せざるを得ないのだと思います。ここで想定されているのはキャッチボール、バトミントン、フリスビー、ランニング、ビーチボール、サッカーなどでしょうか? 楽しそうですが・・・。
「ドローン禁止!」
これはすでに落下トラブルが多発しているからです。ドローンの飛行を完全に禁止しているエリアもありますので注意が必要です。ただし、許可が下りれば飛ばすことができる場合もあります。飛ばすのに安全な時間帯を選ぶことや、人や文化財への影響の少ないコースを飛ばすようにすることなどの条件があるとか、ドローンと映像のプロなら良いとか、テレビ局や映像制作会社なら良いなど、許可の要件もいろいろとあると思いますので事前に問い合わせることが必要です。
ドローンではありませんがモーターパラグライダーもお花見会場で見かけることがあります。免許制のものなのでめったに問題となることはありませんが、お花見会場の上空を飛ぶときには会場管理者が飛行を禁止しているかどうかを確認しておく方が良いと思います。
桜の保護について
「枝折禁止!」
桜を愛(め)でに来ておいて枝を傷めてはいけません。
「木登り禁止!」
幹や枝を傷めてはいけないということですね。
撮影関連
「撮影時1脚や3脚の使用禁止!」
撮影に時間がかかり、良いポジションを独占されてしまうと他の人が撮影できず混雑してしまうということがあります。また、三脚に触れた触れないとか倒されたとかトラブルも満載なので禁止されていることがあります。地面に触れる部分は先が尖っているので地面をえぐってしまうこともあるようなので桜保護の観点からも禁止されているという側面もあります。もちろん2脚や4脚もダメです。
水上からのお花見について
「安全航行を!」
桜を観るときに水上から観るのも人気があるようです。陸上の雑踏を避けて湖上や海上から見学しようとするのですね。屋形船やチャーター船などプロが用意する船舶の他、カヌーやボート、モーターボート、ヨットなど個人での利用もあるようです。お花見時期の湖上や海上には他にもお花見タクシーや遊覧船等の大型船も乗り入れることがあります。小舟艇乗船者が引き波等により転覆したり接触することもあります。なるべく危険のない場所を航行することが大切です。激しく船が発着するような桟橋等には近寄らないことが肝要です。
手荷物の管理など
「手荷物や貴重品の管理にお気を付けください!」
貴重品は紛失の可能性が高いので管理には十分に気を付けましょう。お花見の時にはあまり大金や貴重品は持っていかないほうが良いですね。
安全のために
「暗い場所では足元にお気をつけください!」
夜桜では提灯(ちょうちん)や灯篭(とうろう)、水銀灯、各種照明など照明はされていることが多いのですが、それでも暗いところもあるものです。夜桜を観賞する場合には足元に気を付けて歩くことはもちろんですが、安全のために懐中電灯やヘッドランプなどの使用をおすすめします。
その他
「お花見では周りに迷惑をかけないようにしましょう!」
当り前のことですが一番大事なことでもあります。お互いに気持ちよくお花見ができればきっと良い思い出になるはずです!
よいお花見を!