体温計と処方の説明書など (海外旅行 持ち物)

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(あると便利な機内持ち込みするもの)

※ この文章は医療的な内容を含みますが素人が書いています。事前にかかりつけの医師から「海外旅行中の病気の対処」についての正しい知識を指導していただいておくことをお勧めします。

体温計

体温計は熱があるときに体温を知るためのものです。熱のあるときだけでなく、低体温も確認できますので、体温コントロールの対処には必需品です。メモ帳に計った日付と時刻、体温、一分間の脈拍、一分間の呼吸数、症状、飲んだ薬、食事などを記録するのがコツです。後で医療機関にかかる場合に役立ちます。

水銀式の体温計はどうでしょうか?

何年もの長い間、発展途上国の孤島で暮らすような場合には水銀式の体温計のほうが良い場合もあるかもしれません。その理由は電池の交換ができそうにないからです。そのような環境では電池がなくても大事に使えば何十年も使えるような製品のほうが便利なのかもしれません。ただし。水銀式の体温計は落としたりぶつけたりすると壊れやすいのが難点です。また、小さなお子様が一緒の場合は不向きかもしれません。

デジタル式の体温計がおすすめ!

やはりデジタル式の体温計がおすすめです。それは計る時間が短いことと壊れにくいことです。また、読み取りやすさも抜群です短期間の旅行にはぜひおすすめです。

海外旅行ではセルフメディケーションが大事!

海外では日本の健康保険証は使えません。そのため、もしも病院にかかったり、処方してもらったりするとたいへん高額な支払いを要求されたりします。また、国によっては不衛生で未熟な医療水準である場合もあります。

病気にもよりますが、胃弱とか風邪とか、いつもかかっているのと同じタイプの簡単な病気なら、可能な限り、自分たちで対処したほうが安全確実で良い場合もあります。

そのようなときに、体温計は頼もしい味方なのです。具合が悪ければとりあえず体温、脈拍、呼吸数を測ってみます。それで自分たちでなんとかなりそうなら持参の品などで対処してみます。

セルフメディケーションの限界

今までに経験のない高熱が出ている場合、例えば体温が39度~40度を超えるような場合、これは素人の範囲を超えている可能性が高いです。インフルエンザなら専門医の処方が必要です。なんらかの風土病の場合は現地の医療のほうが向いていることもあります。腎炎や膵炎、肺炎などで高熱が出ている場合は緊急の処置が必要な場合もありますから要注意です。恐らくですが高熱の出る病気はこの他にも山ほどあるのではないかと想像します。

海外の医療を受ける場合は海外旅行の医療保険を使います。

高熱だけでなく激しい痛みや激しい嘔吐、激しい下痢、意識レベルの低下など特別な症状がある場合は、ただちに医療機関を受診するべきです。

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予防が大事

海外では病気にならないように予防することが大事です。

 

常用医療品の説明書とは

常用医療品の説明書があれば理想的ではあるというお話です。日本の医師に処方されていて、毎日服用している品について説明書を準備するということです。

今回の記述は海外旅行を前提にしています。本来は日本語の調剤情報書や診断書なども、国内で旅行中に孤立した場合や災害、救急搬送、緊急入院の際にも役立つものです。

処方説明書は医師に作成を依頼

処方説明書は、やはり処方した医師ご本人に書いていただくのがベストです。ただし、一般的にはたいへん高額の費用がかかるようです。医師の連絡先電話番号とサインも記入していただくほうが良いです。現地の医師や調剤担当者から問い合わせを行う場合もあるからです。また成分名と効能についても書かれているほうが良いです。

各国の事情による処方剤の持ち込みについて

日本では普通に処方されているものでも国によっては使用や持込が禁止されている場合もあります。事前に確認しておく必要があります。

処方説明書は英文で!

使用する場所が海外ですから処方説明書は英語で書かれている必要があります。本当は現地の言葉が良いのですが、それはとても難しいのです。そこで英語ならば、ほぼ世界の共通語ですからだいたいどこでも理解してもらえます。英語は本当に便利ですね!ただし、日本語だけでなく英文での作成をお願いするとさらにたいへん高額な費用が必要になるそうです。

処方説明書の効用

①処方説明書があれば手荷物検査時に説明が容易なのでとてもスムーズです。「これは何ですか?」と訊かれたときに処方説明書を見せれば、「そうですか、わかりました。」となり、無事通過することができます。

②天候や政情、入院など何らかの理由で出国が延期になると処方されたものが切れてしまうことがあります。そうなると現地医師からの処方が必要になります。そのような際に処方説明書があれば、検査や診察が不要な分スムーズです。もしかしたら、英文で書かれた処方箋を持参しても同じ効果があるかもしれないので、それも良いかもしれません。

医師に頼まず安価に済ませたい場合

医師に頼まず安価に済ませたい場合は方法があります。日本の医師に処方されたものについては、日本語の処方箋の写しや袋、日本語の診断書の提示などでも良いそうです。

市販されているものの場合

店舗などで処方箋なしで購入できるものことです。それらには箱や説明書がついていますので、とりあえずそれらがあれば説明はしやすいと思います。英文の説明書を入手するのは難しそうです。その国の事情により持込が難しそうなものの場合はその製品を作った会社に相談してみると良いでしょう。

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良い旅を!