(あると便利な機内預けする荷物)
水のペットボトル (ミネラルウォーターのこと。)
私は海外旅行に行くとき、スーツケースに水のペットボトルを数本入れて持って行きます。500ccのペットボトルを6~8本持ちます。スーツケースの重量は3~4kg重くなりますから、航空会社の規定を調べて重量が超過しないように気をつけています。行きは少し重いですが帰りには水のペットボトル分のスペースができて重量も軽くなりますからおみやげを入れても安心です。
「水のペットボトルなら現地調達でいいんじゃないですか?」とか「水のペットボトルは重いから持っていくのはちょっと・・・。」と言われてしまいそうですね。
それでも私が持っていくのには理由があります。
水のペットボトルを持って行く目的とは?
私が水のペットボトルを持って行くのには理由があります。
① 「現地の水に慣れるまで、旅の初めだけでも慣れた日本の水を飲みたい!」という思いがあるからです。
旅行が始まるとお料理やコーヒーなどの飲み物で現地の水をだんだん身体に取り入れていくことになります。私の場合は急に水が変わると体調を崩すことがあるので初めのうち、慣れるまでは、量を多く飲むペットボトルの水は日本の水にしておきたいのです。若いときは平気だったのですが、年とともにそのような工夫が必要になってしまいました。この方法は年配の旅行者さんから教えていただいたものです。日本の水を飲み終わったら現地でミネラルウォーターを購入します。
② 現地に到着するのが深夜ということもあります。そのような場合には空港や宿泊施設の売店が皆閉まっていて、水のペットボトルを購入できないことがあります。そのような場合にスーツケースに水のペットボトルが入っていると宿泊施設の部屋で水を飲むことができるのです。現地の水道水は大抵の場合飲めない水であることが多いです。私は現地の水を飲んで寝込んだことが3回ほどあります。やはり最低でも現地のペットボトルの水くらいの水準の水でないと飲料には適しません。
③ 現地の水道水で口をすすぐと感染する場合が多いです。歯磨きのときのうがいも水のペットボトルの水を使っています。
④ 空のペットボトルは湯たんぽ、あるいは冷却剤代わりに使うことができます。宿泊施設の暖房や寝具がとても寒すぎる場合には空のペットボトルに80度程度のお湯を入れて湯たんぽ代わりにします。靴下を被せると良い場合もあります。逆に気温が熱くて熱中症になりそうな場合は空のペットボトルに水道水を入れます。それで脇の下や首の後ろなどを冷やします。このような使い方をしたいので水のペットボトルは飲み終っても2本くらいは捨てずに持っています。最後の宿でその2本の空のペットボトルを捨てて帰国しています。日本から持ってくるミネラルウォーターは丈夫な入れ物のものを選んでいます。炭酸水の入れ物は比較的丈夫にできています。
海外ではミネラルウォーターを買いましょう!
海外ではミネラルウォーターの購入がお勧めです。理由は現地の水道水はほとんど飲むことができないからです。私の場合、飲料水としてだけでなく、歯磨きのときやうがいのとき、目を洗うときにもミネラルウォーターを使います。これで水からうつる病気にかかるのを防いでいます。また、ミネラルウォーターがあれば、バスでの移動中にハンカチを塗らしておでこにあてたり、服に付いた汚れを落としたりと、いろいろ役に立つことがあります。
余談ですが、世界の例外として水道水を飲むことが可能とされている地域もあります。それはオーストリア、イギリス、ハワイです。それでも私はそれらの地域でもミネラルウオーターを買い求めました(笑)
ミネラルウォーターには二種類ある!
ミネラルウォーターを購入されるときに気をつけなければいけないことがあります。それはミネラルウォーターには二種類あることです。具体的には「炭酸水」か「炭酸抜きの水(真水)」かを選ぶ必要があるということです。私の場合は甘くない炭酸水も好きなのでどちらでも大差ないのですが、日本人の多くの方は水は「真水」に限ると思っているはずです。もし、海外でも「真水」を飲まれたい場合は「ガス抜き」または「炭酸抜き」の水を選ぶことが大切です。「ガス入り」を選ぶと「炭酸水」が出てきてしまいます。
ただの水だと思って開栓前に振らない!
もしもお求めになった水が「ガス入り」の「炭酸水」だった場合、振ってから栓を空けると見事に噴出します。こぼすともったいないし、周りの方のご迷惑にもなりかねません。「炭酸水」の扱いは水というよりもむしろ、いわゆる「炭酸飲料」のように扱ったほうが良いかと思います。
コップで出されたミネラルウォーターなら注意が!
ツアー会社が選んだお店ならたいていの場合心配いらないことが多いですが、東南アジアで自由行動時にお店に入る場合は、お店によってはコップで出されたミネラルウォーターが現地の水道水である可能性もあります。その場合は口を付けないほうが安全です。また、他の飲み物でもそうですが、氷が入っているとき、その氷が水道水で作られている場合もあります。ジュースなどを頼むとき「氷は入れないで!」とオーダーすると安心です。
水の予習も可能です!
ネット通販で各国の水も日本にいながらにして購入できます。旅行前に現地で流通していそうなブランドのミネラルウオーターを購入して試しておくと安心ですね。お体を現地のミネラルウォーターでならしておくと現地での体調不良を防ぎやすいかもしれません。「たかが水、されど水。」なのです!
よい旅を!