運転免許証とIDカプセル (海外旅行 持ち物)

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運転免許証・IDカード (あると便利な身に付けていくもの)

日本の運転免許証

国内でご自宅から空港まで自動車で移動される場合は日本の運転免許証が必要です。その日本の運転免許証は渡航先にも持って行くことになります。

台湾だけは日本の運転免許証に加えて公式に発行された中国語翻訳文を併せて所持すれば日本の運転免許証で運転できる場合があるそうです。ただし、台湾では日本で発行された国際運転免許証は使えないそうです。

パスポートが国際的な身分証明書なのですが、日本国内では日本の運転免許証が身分証明にもなり便利です。

国際運転免許証

国際運転免許を持っていれば世界の多くの国で自動車を運転できるようです。ただし日本の運転免許があるのが前提です。また使用期限が普通は1年なのですが、国や州によって短縮されている場合があるそうです。

国際運転免許についての取り決めはウィーン交通条約とジュネーヴ交通条約の二種類があり、日本はジュネーヴ交通条約しか締結していませんからウィーン交通条約しか締結していない国では運転ができないようです。ドイツのように二国間協議で相互に運転できるようにしている国もあるそうです。

国際運転免許証があればレンタカーを借りることもできて便利だと思います。

国際運転免許証は海外での身分証明としても有効です。

余談:世界の交通事情(一部分)

ベトナムはオートバイが多すぎてハノイやホーチミンなどの都会では車に乗ることは非常に困難だと感じました。歩行者の道の渡り方は一風変わっています。横一列に並んでゆっくりと静かにひとかたまりで進むとオートバイのほうでまとめて避けてくれます。難しいので添乗員さんや現地ガイドさんに教えてもらいましょう。

ハワイは車よりも歩行者のルールのほうが驚きました。横断歩道以外の場所で道路を横断すると歩行者が罰金の支払いを命じられるそうなのです。

日本と同じ左側通行の国もあります。イギリスがそうです。ロータリーが特殊なので少し注意が必要です。ラウンドアバウトと言います。ロータリーから出る車が優先で、入る車は待つのがルールのようです。

その他に左側通行の国はアイルランド、キプロス、マルタ、オーストラリア、ニュージーランド、インド、スリランカ、香港、タイ、マレーシア、シンガポール、パプアニューギニア、フィジー、トンガ、ツバル、フォークランド諸島、ケニア、タンザニア、南アフリカ共和国、バミューダ諸島、モルディブなどがあります。

これらの国々はイギリスと歴史的に関係が深い場合と、イギリスの植民地だった場合、国づくりを行うときにイギリスに学んだ場合などがあります。

ご注意!

現地の免許制度や交通ルール、交通事情に関しては事前に調べておくことが必要です!事故処理や保険についても把握が必要です。

 

IDカプセルとは?

IDカプセルは日本ではあまりなじみがないものですね。けれども、欧米ではとてもよく考え方が浸透しています。IDカプセルについての専門書が存在するほどです。欧米では特に災害や救急を意識して身につけている人が多いようです。IDカプセルを身に着けていれば旅行先で倒れて意識がないときでも適切な処置や連絡をしてもらえます。そのことが、無事に帰ることにつながるのだと思います。

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IDの取り扱いに関する注意

IDは個人情報そのものなので旅行先であっても絶対になくさないようにしなければなりません。

緊急時にはIDカプセルなどを救急隊に発見してもらわなければなりません。あまり判りにくいところに持っていることはよくありません。

IDとして記載する最小限の情報とは

IDカプセル内には細長い耐水紙が入っています。その紙にIDの内容を記載するわけですが、そこに記載する最小限の情報は以下のとおりです。

氏名 生年月日、年齢、血液型、アレルギーに関する情報、ペニシリンショックに関する情報、体質上使ってはいけない薬品の情報、緊急連絡先の電話番号、国籍、現住所、など。

もし可能であれば記載しておきたいこと

できれば次の内容も記載しておけると役立つことがあるかもしれません。

医師の指示でいつも服用しているものの情報、かかりつけ医師の電話番号、臓器提供への意思表示、健康保険証番号、特別な病気とその治療についての情報、妊娠中の場合はその旨、人工透析の場合はその旨、今までにかかったことのある病気の情報(既往症)、今かかっている病気の情報(現病歴)、家系的な病気の情報(家族歴)などです。

IDカプセルの具体的な使い方

IDカプセルはネックレスのように首から下げたり、キーホルダーとして家や車のカギに付けるようです。バッグのチャームのように持ち手の部分に付けるのもおしゃれですね。

IDカードもあるようです

純粋にクレジットカードサイズのカードに情報を記入して財布やバッグに入れている場合もあるそうです。IDカプセルにするのかIDカードにするのか、その辺りは好みの問題ですね。

IDに関する製品

IDカプセルがキーホルダーになるものが一般的ですが、中には。救難用ホイッスルの付いたタイプもあるようです。

余談:ご家族や車、自宅にも!

これは日本にいる間の普段のことなので海外旅行とは必ずしも関係のないことですがご参考までにお話します。

IDカードに記載した内容とそっくり同じ内容の紙をご家族にお渡ししておくと情報を共有できるので安心です。同様にお車の中や、ご自宅の冷蔵庫に貼っておくといざというときに安心です。

ご自分のお家にいて体調が急に悪くなり救急車を呼んだ際には、救急隊は家人がいなくて本人の意識がない場合には冷蔵庫を見ることが多いそうです。そこに大事なID情報を貼っておく人が多いからだと思います。以前高齢者向けにそういう指導がありました。専用のケースにID情報を書いた紙を入れて冷蔵庫の決まった場所に置くしくみがあったように思います。

余談:その他の使い方

IDカプセルは基本的には健康な人が倒れたときを想定した品物です。ところが、この頃では認知症のお年寄りに着けることもあるそうです。また、最近ではペットに着けることもあるようです。

IDカプセルを着けていれば迷子になったときに人も動物も無事に家に帰ることができるのですね!

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よい旅を!