(スーツケースに入れて機内預けする荷物)
シャンプー、リンス等
シャンプー、リンス、液体ボディー石鹸、ヘアトニック、化粧品などのボトルは100mlを越えてしまう物があります。客席には100ml以下でないと持ち込めませんから、それらのボトルはスーツケースに入れて機内預けすることになります。
短期の旅行、例えば10日以内の通常のパックツアーではシャンプーやリンス、液体ボディー石鹸、ヘアトニック、化粧品のボトルなどは必要ないことが多いように思います。ただし、一ヶ月を越えるような特殊なツアーの場合には通常の大きさのものが必要になる場合もあるかもしれません。
シャンプー・リンス等、私の場合
私の場合は100mlを超えるボトルでシャンプーやリンス、ヘアトニックなどを持っていくことはありませんでした。ではどうしているのかと言いますと、旅行洋品売り場にある空の小さなボトルに詰めて行く方法を取っていました。中身が漏れないようにフタをしっかり閉めた上で密閉できる袋に収めてスーツケースに入れて機内預けします。できればその小さなボトルにはラベルを貼って、日本語と英語で品目を書いておくと税関などで質問されたときに助かります。
また、一回ごと使い捨ての製品を日数分持って行く方法も便利です。旅行用品売り場で売っていたりします。このごろはこちらのスタイルで行くことが多いです。
シャンプー・リンス等、意外な方法
市販の製品を買っていくのもよいのですが、日本のスーパーなどで試供品としていただいたものが程よい大きさで良かったりします。複数持って行くとちょうど良い場合があります。また、以前行った国内旅行の宿泊施設でいただいたアメニティグッズのシャンプー、リンスなども使えます。
実は現地のホテルに準備されている場合も
日本人のツアー客がよく利用する現地の宿泊施設だと、シャンプーやリンス、液体ボディー石鹸などが普通に装備されていることも多いです。良い宿だとアメニティとして、安い宿だとシャンプーやリンス、液体ボディー石鹸の供給器であるディスペンサーがお風呂に取り付けられていたりします。ですから無くてもなんとかはなります。
ではなぜ皆、日本からシャンプーやリンス、ボディーソープなどを持って行こうとするのでしょうか?それは現地の製品だと髪がバリバリに、肌もパサパサになってしまうことがあるからです。やはり使い慣れたものが安心ですね!
補足:液体でスーツケースに入れられないもの
余談になりますが、可燃性の液体物はスーツケースに入れて預けることができないようです。これは安全のために当然のことだと思います。
消毒用の可燃性液体やコンロの燃料、携帯懐炉の燃料としてのベンジンやしみを落とすためのベンジンなどはどうしても必要なら現地で購入すれば良いのだと思います。塗料やそのうすめ液も現地で購入すれば良いのです。普通、パックツアーの旅行に行くのにはここで記したようなものは必要がありません。
消毒用の可燃性液体の代わりには、家庭用の非可燃性の消毒液や個別包装された消毒用の綿花が役立ちます。ベンジン式の携帯懐炉の代わりには使い捨ての携帯懐炉が便利です。
髭剃りは必要です!
男性であれば、旅行中髭剃りは必要だと思います。身だしなみとして、習慣として必須ですね。スーツケースに入れて機内預けする荷物に入れて行くのであれば「T字カミソリ」や「電池式の電気カミソリ」、「コード式の電気カミソリ」のいずれでも大丈夫だと思います。
髭剃りの種類ごとの解説
「T字カミソリ」 : きれいに剃れるので良いのですが、カバーをしっかりつけておく必要があります。不用意に触って手の怪我をしてはつまらないので、安全に留意してスーツケースに入れましょう。場合によってスプレー式の髭剃りフォームも必要かもしれません。機内預けにそのフォームを入れられるかどうかは航空会社に事前に問い合わせるほうが良いかもしれません。
「電池式の電気カミソリ」 : 手軽で変圧器もいらず、世界中どこでも電池が手に入るので便利です。私は必ず旅行には持って行きます。予備の電池も持参すれば安心ですね。スーツケースに入れていくときは中でスイッチが入って動くことのないように電池を抜いておくと安心です。
「コード式の電気カミソリ」 : 力強く動くので便利です。現地ではコンセントアダプターが必要です。機種によっては変圧器が必要なものもあります。理想は日本で購入するとき、「世界中どこの国の電圧でも使えますよ!」というものを選べるといいですね。
髭剃りの機内持ち込みはできる?
航空会社によって規定が異なる場合があるかもしれませんので事前にお問い合わせされたほうが安心です。また、保安チェックで没収される可能性も否定できません。
「T字カミソリ」 : 刃の長さが4cm以下なら持ち込める航空会社もあるようです。
「電池式の電気カミソリ」 : 電池式なら持ち込める航空会社があるようです。
「コード式の電気カミソリ」 : 禁止の会社が多いかもしれません。昔、トイレに置きっぱなしにされたコード式の電気カミソリがショートして電気系統に故障が起きて客室の照明が消えたトラブルがあったと聞いたことがあります。そのことを受けて厳しくなっているのではないかと想像します。
私の場合
今までは、不安だったので基本的に髭剃りは客室には持ち込みませんでした。そのためいつも入国審査のときには無精ひげ状態でした。それもどうかと思います。事前にいろいろと確かめて大丈夫そうだったら、電池式の小さな電気カミソリを持ち込めたらいいなあと思います。ヨーロッパ便など長いフライトになるときはそれができたら良いですね。
よい旅を!