岩手県
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秋田県
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青森県
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北海道
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コラム お花見あるある ９
お花見デート 会話が続かない・・・！ 後編
「り」は「旅行」
旅行の話は基本的に上品で非日常のものです。しかも多くの人にとって楽しみなものです。もちろん旅行が苦手という人もいますが、そういう人に対してはそれはそれでどうして苦手なのかを話し合うことができます。後述しますがもっともな理由があったりします。
旅行の話題はとても範囲が広く様々な話に発展させることができます。例えば食べ物や料理、景色や地理的な話、お城やダム、海、山の話、花火やお祭りなどのイベントの話、おみやげの話、旅先でのトラブルの話、乗り物や動物の話など多岐に渡ります。
普段の話題作りのためにも旅行は役立ちます。その人を理解するためとか、二人の関係を深めるためにも旅行は役立ちます。今ではすっかり人気がありませんが、社員旅行も本当は円滑な人間関係を作るためには役立っていたのではないかと私は思っています。
旅行が苦手な人の理由
さて、旅行が苦手という人の件ですが、苦手な理由はやはりあるものです。その例を挙げてみます。
身体的な理由：体が大きすぎてバスや飛行機の席が狭くてつらい。膝や腰が痛くて歩くのが困難。人工透析をしているので出かけられない。食事制限されているので旅先で食事を楽しむことができない。いびきがすごくて同行者に迷惑がかかる。トイレが近くて旅行に行くと辛い。乗り物よいをしてしまう。
精神的な理由：旅行に嫌な思い出がある。住んでいる街から出たことがないので外の世界が不安。
その他の理由：ペットを飼っているので出かけることができない。町内会の重要な役職についていて年間に会議が２５０日以上あるので出かけることができない。仕事があるため出かけることができない。ほかに優先すべき趣味があり、そちらに予算を取られて出かけることができない。介護中でとても出掛けられない。経済的に厳しいので旅行に行く余裕がない。
確かに様々な旅行に行けない理由はあります。上記のような理由があっても本当はそれでも旅行を楽しむ方法は様々あるのですが、それはまた別の機会にお話しさせていただきます。
「す」は「スポーツ」
スポーツも盛り上がる話題です。特にオリンピックや世界大会など日本の国単位で出場するものは日本人同士なら敵対する理由がないので楽しい話題です。
個人的に楽しむスポーツの話題も良い話題です。サッカーや野球、バレーボール、バスケットボール、テニス、卓球など様々なものがあります。そういう決まったスポーツでなくてもウオーキングやジョギング、筋肉トレーニングなども話題として成立します。
スポーツで唯一気を付けなければいけないのは自分にも相手にも熱烈に応援しているチームがあるときです。うっかり応援しているチームが違うと喧嘩になってしまうことがあります。それはつまらないのでそうならないようにしましょう。自分が贔屓（ひいき）にしているチームの話は控えめにしましょう。面白くないことを言われても怒らずすぐに話題を変えましょう。相手が熱烈に自分の好きなチームの話を始めてしまったら反論や指摘をせず聞き役に徹して嵐がすぎるのを待つか上手に話題を変えましょう。「あっ！スイートポテト屋さんだよ。ねえねえ食べようよ！」「さっきの話のつづきだけど・・・。」「スイートポテト好きなんだよね。好き？」「いや、それほどでは・・・。」「じゃあ他のものにする？」「うん・・・。」なんてね（笑）
「べ」は「勉強」
「勉強」の話題もお互いに経験があることなので話題として成立します。学校時代の勉強やテストの話、受験の話、仕事上の勉強の話、資格試験の話、人生勉強の話といろいろな話題があります。勉強嫌いな二人でも勉強が苦手なことそのものが話題にできたりします。小学校の話から派生して給食や運動会などの話に持って行くのもいいですね。
「し」は「仕事」
仕事の話もありうるのです。同じ会社なら社内の噂話、異業種ならそれはそれで知らない世界なので楽しいものです。失敗談や武勇伝、忘年会や新年会の話、果てはボーナスや社内恋愛の話まで話題はふくらみます。
就職していない人は就職活動の話ができます。家族の仕事の話も良いでしょう。一般的な職業の話やその裏話も興味深いものです。
以上が「適度に整理すべし！」の具体的な内容です。
話というものはどんどん変わっていくものです。必ずしも「てきどにせいりすべし」の順でなくてもいいし、全く他の話題でもいいのです。ですから話題がそれていっても無理に戻さなくてもいいのです。思わぬ方へ転がっていくことを楽しむことができれば会話はもう十分に上手にできています。
デートの場合の会話極意
特に二人の初デートだったりしたら、
「二人でいるとうれしい・・・。」
「うん。」
アニメによく出てきそうな会話ですが、この一言の会話ができたらお花見デートに来た価値は十分にあるのではないでしょうか？桜の下なら男女どちらから言っても大丈夫な、雰囲気のある魔法の言葉だと思います。私はこういう淡い表現の言葉が好きです。人によっては好みもあると思いますが・・・。
あとは二人で桜を観てきれいだなと思えたらそれでいいのではないでしょうか？
二人でお花見に来ている時点で双方とも好意はあると思います。その好意を無理なく伝え、二人の関係を一歩進めるための言葉です。
目を見つめて言ってもいいし、照れくさそうに並んだ状態でボソッと言ってもいいし、耳元でささやいてもいいし、どのようなスタイルでも良いのです。
ただし、突然そう叫ぶのだけは、特別な舞台設定が必要です。ほぼあり得ない状況ですが例えばこのようなものです。［ 誰もいない、桜が満開の浜辺で海に向かって二人で並んで座っている。］このような状況でない限り返答がしづらくなるかもしれません。
少し曖昧（あいまい）になりますが、同じような表現としては
「一緒にいると楽しいよ。」
「隣にいると暖かいね。」
「二人で観るといつもより桜きれいだね。」
「二人だとほっとするね。」
「一緒だと安心。」（女の子向き）
などがあります。
（お話していて少しくすぐったくなってきました。）
さらに伝わりにくい表現なら、
「お花見、また来たいな。」
「今日は来てよかったよ。」
というのもあります。
（そうですか。）
お花見デートの奥義
会話も大切ですが、基本的には大好きな人とお花見を楽しむことが大事なのです。
話が止まって困ったらそっと優しく手をつなげば解決！？
よいお花見を！
