旅行中の寒さ対策 2

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グッズで対策

使い捨て携帯懐炉

やはり寒いときにはこれに限ります。使い捨て携帯懐炉さえあればかなり寒くても頑張ることができます。現在では形も多様です。手で持って暖を感じる従来のものから、服に貼るタイプのもの、靴下に貼るタイプのもの、靴底に貼るタイプのもの、とても微弱な熱で骨盤底筋の辺りを温める特殊なタイプなどいろいろです。日本国内であれば気楽に手に入れることができるので便利です。海外の場合は事前にしっかり入手して行く必要があります。低温火傷には注意が必要です。

保温シート

銀色や金色の薄い長方形の大きなフィルムです。薄いのでたたむととてもコンパクトになります。全身を覆うことができます。外からの冷気を防ぎ、かつ、体温を逃がさないので暖かいです。登山やキャンプ用品、場合によっては防災コーナーで見つけることができます。私は一度だけですが、このシートのおかげで助かったことがあります。旅行に行くときは必ず携行するようにしています。

湯たんぽ

旅行に持って行ったという話は聞いたことがありませんが、やや東に位置する、とあるヨーロッパの国で、部屋が寒くて寝具も薄く辛かったという話は聞いたことがあります。

そんな時には飲み終わった500ミリリットルのペットボトルにお湯を入れてフタを締めます。靴下をかぶせれば即席湯たんぽの出来上がり!体に触れないように使うのがコツです。ペットボトルは炭酸飲料のものの方が丈夫です。

唐辛子

使い捨て携帯懐炉が普及した現代ではこんなことをする人は少なくなりましたが、昔の日本には「乾燥させた赤い唐辛子を布で包んで靴の先に入れる」という知恵がありました。昔、雪の中で遭難した人たちの内で、助かった人の多くは唐辛子を使っていたと言われています。

使い方は簡単です。はじめに唐辛子を叩きます。中の種を取り出して捨てます。ガーゼにくるんで入れます。直接肌に付くと痛くなるので注意します。

その仕組みは、足から出た汗の蒸気が唐辛子から出たカプサイシンと結びつき、足の皮膚に当たるから刺激を受けて暖かく感じるとのことです。肌の弱い人には少し難しい方法です。最近ではカプサイシンを配合した靴下もあるようです。

食べ物で対策

甘いもの

寒さ対策に甘いものが良いのはズバリ、高カロリーだからです。北極近くを探検する場合は一日5,000キロカロリー以上の食べ物を食べる必要があるのだそうです。寒い地域でも熱い紅茶に甘いジャムをたっぷり入れて飲むロシアンティーという飲み方があります。北海道土産に羊羹(ようかん)をいただいたこともあります。どうやら寒いときはカロリーを摂ることが大切なようです。その他にショウガ湯も暖かくて冬場は助かります。

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余談ですが寒い時期にはどの国でもイベントを作ってご馳走を食べる習慣があるように思います。やはり寒さには高カロリーで対処するのが良いのですね!

暖かいもの (お部屋で)

宿のお部屋で暖かいものを飲んだり食べたりできると寒さがかなりしのげます。お茶の他、インスタントスープやインスタントカップ麺を作って食べればお体も温まります。

個人的な話ですが、このごろでは国内・海外を問わず、旅行用の小さなポットを持ち歩くのが私の中のブームです。それは、いつでも暖かいお茶を飲むことができて便利だからです。高級な宿ならポットもお部屋に常備されているでしょうし、熱々のお湯を持ってきてもらうこともできることでしょう。けれども安宿の場合はお部屋にポットが無い場合も多くお湯ももらいづらいことがあります。そこで念のためにポットを持ち歩いています。国内でも国外でも世界中ほぼ、どこでも使えるタイプを選びました。ただし、海外で使うには変換プラグが必要です。

暖かいもの (お店で)

日本国内ならお店で肉まんを買って食べるのもいいですね。ラーメン屋さんで熱々のラーメンを食べるのもいいものです。おでんや鍋物も体が温まります。熱いコーヒーやスープもうれしいものです。

辛い物

唐辛子は食べても体が温まります。担々麺などの辛いラーメンも寒いときには良いですね。ラーメンにコショウ、おでんにからしというのももしかしたら偶然ではないのかもしれません。

昔、東北地方の友人がみそ汁にラー油を入れて飲んでいました。「どうしてみそ汁にラー油を入れるの?」と訊いてみたら、「だって入れた方があったまるじゃん!」となぜか横浜の言葉でさわやかに答えてくれました。その笑顔は今も忘れられません。それ以来、冬の寒い日にはみそ汁にラー油を入れて飲むようになりました。確かに温まるような気がします。

体を動かして対策

ストレッチ

お体が固くなっていると寒さを余計に感じてしまいます。可能であればお体各部の筋肉をゆっくり伸ばすと良いですね。血行が良くなると暖かくなります。

筋トレ

寒さ対策の場合は筋肉トレーニングと言っても、その目的は筋肉を着けるためというよりも、腕立て伏せや腹筋トレーニング、両脚のスクワットなどをすることでお体を暖かくすることに意味があります。お体を壊してしまっては元も子もないので、緩めにだらだれ行うのが良いですね。

実際に長い月日に渡って筋肉トレーニングを続けて行くと、筋肉が着いてきます。すると筋肉の基礎代謝が上がるようになるので寒さを感じにくくなるかもしれません。

小刻みに震えてみる

意外にこれは暖かくなります。寒いとガタガタ震えてしまうのはお体が自然にそうやって体温を上げようとしているのではないかと考えられます。

摩擦してみる

手が冷たいと自然にこすり合わせていたりします。昔は乾布摩擦という健康法がありました。布で体をこするのですが、温まりました。服の上からでも良いのでこすってみるのも良いかもしれません。

摩擦熱だけでなく血行も良くなっているように思います。

良い旅を!

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