高速道路の混雑回避
全国的に有名なお花見会場の場合、最寄りの高速道路インターチェンジ(IC)は混雑することが多いです。そこでその一つ手前のインターチェンジで降りると高速出口の混雑を回避できることがあります。最近はサービスエリアなどに設置されたスマートインターチェンジが増えています。それを利用するのも良さそうですね。やはり高速道路はスムーズに降りたいですね。
道路の混雑回避
事前にお花見会場までの抜け道を調べておくことも有効です。グーグルマップのストリートビューを使えば道路の幅や道路標識の様子も把握できます。一方通行や進入禁止、行き止まり、スクールゾーンなど注意する点はてんこ盛りですが、準備してみる価値があります。
以前自動車で観光地を運転していて「地元のナンバーについて行けばなんとかなるだろう!」と思ってついて行ったら、その車は道路の行き止まりの一軒家に帰るところだったようでUターンせざるをえない状況になったことがあります。まあ、弥次喜多道中のように行くのも楽しいのですが、思い付きの行動は意外なロスタイムになってしまいます。やはり予習しておくと安心ですね。大混雑時はカーナビの指示通りに行くとたいへん時間がかかる場合もあります。大混雑時には下調べに基づくオリジナルの動きの方がスムーズに移動できることがあります。
駐車場に停めやすい車で!
駐車場を考える場合、もしも身近なお花見に行かれるのであれば、なるべく小さな車で行く方が有利です。その場合は軽自動車がベストです。というのも軽自動車なら一般の駐車スペースも、小さい軽専用の駐車スペースも、どちらでも停めることができるからです。場合によって両側の車が大きくて左右を仕切る線ぎりぎりに駐車している状態になっていて、普通車ではそこへ停めることが困難な場合でも軽自動車なら楽々スムーズに駐車できることが多いのです。
ただし、長距離ドライブの場合は大きい自動車の方が運転も同乗も楽です。その場合は車が大きいのも仕方ありません。駐車場のことよりも走っているときのことを優先するのもありかと思います。
自動二輪車は、停めることのできる駐車場をリサーチ!
お花見の交通整理では バス>自家用車>自動二輪車の順に重要視されることが多いです。そのため自動二輪車を停めることのできる駐車場はお花見会場から遠くにあることもあります。混雑の中、一度お花見会場付近まで近づき、停めるところを見つけられずにまた遠くへ誘導されるのは時間のロスです。できれば事前にバイクを停めることのできる駐車場の場所を調べておけば合理的な移動で駐車場に入ることができるのでスムーズです。
観光バスで迷子にならないために
お花見会場に到着の寸前にバスの中で添乗員さんが必ず集合についてのアナウンスをしています。要点は次の3点です。
1.集合場所 集合場所は降りたところと同じとは限りません。よく聞いて正しい場所に行かなければなりません。
2.集合時間 時間は大切です。少し早めに集合場所に行くよう心掛けると安心です。
3.添乗員さんとの連絡方法 添乗員さんがその日持っている旅行会社の携帯電話番号を教えてくださる場合があります。
添乗員さんはその時に、他にも知っておくべき注意点やお役立ち情報などについて話していることも多いです。要点をメモに取ればより確実です。これらの要点を押さえておけば無事に集合できてスムーズにバスへと戻ることができます。
大人の迷子の作り方
以下のお話は悪い一例ですがご参考までに・・・。
バスがお花見会場に到着する寸前には添乗員さんによって集合場所・集合時間・連絡方法のようなとても大事なアナウンスがあるのですが、みんな窓の外の桜の景色に心奪われてアナウンスを聞いていないことがあります。それが迷子への第一歩です。
次にバスを降りるときに添乗員さんは集合時間を表現したサインボードを持って立っています。その時に集合時間をもう一度頭に入れましょう。これをせずに外の桜に見とれながら離れてしまうと迷子への第二歩です。
その際、バスの中で話をよく聞いていなかった可能性のある人には「集合は西口ですよ!行ってらっしゃいませ!」などのように集合場所の名称を添乗員さんは口にしていたりするのですが、桜に見とれてそれも聞き逃すと迷子への第三歩です。
あとは時間を忘れて桜を堪能して現在地が判らなくなり、さらに集合時間と集合場所が思い出せなかったら、もう立派な大人の迷子の出来上がりです。
そうなってしまったら添乗員さんの携帯電話に連絡するしかありません。それでつながればまだなんとかなる場合もあります。しかし、もしその電話番号もなくしてしまってかけることができない場合には、添乗員さんが電話をかけてきてくれるのを待つしかありません。迷子になった人の携帯電話が充電不足で電池切れの場合やバスの中に置いてきてしまったような場合には通話できない状態になります。その場合には連絡が付かないことになります。そのような場合でも、一応そのお花見会場の本部がある場所や迷子預り所に行くと連絡が付くこともあります。ただし、場合によっては残念な結果になってしまうこともあります。それは、国内のバス旅行では集合場所に集合時間に現れないとそのまま置いて行かれてしまうことがあるからなのです。私は以前、実際にそういう状況になってしまった人を目撃したことがあります。とても悲しい光景でした・・・。
その後、そのバスツアーと合流するための費用は自分持ちです。旅の行程表を持っていれば次の観光地かその次の観光地あるいはその日の宿泊地へ先回りして合流します。もし旅の行程表を持っていない場合にはツアー会社に電話して指示を受ける方法もあります。旅行会社名も思い出せない場合や、バスもあとは帰るだけというような場合には、もうお手上げですから自力で自宅へ帰るしかありません。
教訓:スムーズな移動のためには添乗員さんの話はちゃんと聞きましょう!情報の要点を押さえておきましょう。
よいお花見を!