持ち物の紛失に関する対策 2

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紛失に備える

紛失時用の対策メモを作っておく

紛失時用の対策メモを作っておけば対処がスムーズです。

紛失時用の対策メモは防水紙でできた一枚のメモ紙に油性の細いマジックで記入します。書く内容はクレジットカード、キャッシュカード、ETCカード、パスポート、健康保険証、運転免許証、車のロードサービスカード、携帯電話(スマートフォン)、インターネット接続プロバイダー、各種会員証などの会社名などと、紛失時に相談する窓口の名称と電話番号、カード番号、お客様番号やお客様コードがある場合はそれも書いておくと安心です。いわゆる貴重品に関する情報を書いておくということですね。

紛失時用の対策メモは貴重品入れとスーツケースに分けて密かに持っているといざというときに役立ちます。

カードに関する対策

旅行に持っていくキャッシュカードの通帳は専用のものを作り、決まった金額だけを入れておくと安心です。万一紛失して悪用されても一定額よりは被害金額が超えることはなくて済みます。

クレジットカードとETCカードは一体になっているものもあります。そういったカードにしておけば枚数を少なくすることができます。

クレジットカードにはキャッシング機能を付けたものもあります。このようなタイプのカードにしておけばキャッシュカードを持ち歩かなくても良くなるのでカードの枚数を減らすことができます。

クレジットカードは系統の違う会社のものをもう一枚予備で持っていると安心です。

紛失に備えて事前に準備

カメラやパソコンなどを紛失した場合で、帰国後に保険請求をする場合は以下に記載する書類の提出を保険会社から求められることがありますので、もしも可能であれば、高級な携行品に関する資料はかなり前から準備して日本の自宅に置いておく方が良いでしょう。

品物の購入時の領収書

品物の写真

品物の取り扱い説明書

品物を使用している写真

紛失した場所の写真

現地警察発行の紛失・盗難証明書

紛失に関する同行者の証言文書と住所氏名

パスポートの日本の入出国スタンプのあるページのコピー

ツアーの旅程表のコピー

などです。

ただし、これらの資料があまりにもきちんと揃いすぎていると担当者に意図的な紛失を疑われるようです。難しいものですね。資料が揃っていなくても保険会社の担当者に相談してみるのが良いと思います。

要するに、「品物の実際の購入金額」と「本当に所有していたかどうか」、「本当に紛失時現地にいたか」、「現地で紛失が認められているか」などが証明できれば良いのではないかと思います。

出発前に海外旅行の保険に入る

一つ目の方法は、新たに契約をして海外旅行の保険に加入するものです。

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二つ目の方法はクレジットカードの付帯サービスで海外旅行の保険が付いている場合には旅行費用をそのクレジットカードで支払うことで保険が有効になるなどの条件がある場合もあります。事前に良く確かめておきましょう。

その他の対策

持って行くのは安い品物にする

旅行に持って行くものはなるべく安いものが良いです。現地でも狙われにくくなります。また、万一紛失しても辛くありません。ぎりぎり納得できる性能で可能な限り安いものを探しましょう。

高級品は持って行かない

できればパソコン、タブレット、高価なスマートフォン、高級カメラ、高級腕時計、高価な宝石、高級な眼鏡などの貴重品は旅には持って行かないのが良いです。

データを守る

例えば6日の旅の場合、SDカードを3枚程持って行き、初めの2日、中の2日、終わりの2日に分けて撮影します。撮影の終わったものは後書きや消去を防ぐロックを掛けて小さなケースに入れて貴重品入れに入れます。

デジタルカメラのデータをもしもクラウドに保存することができればかなり安心です。

また、デジタルカメラやデジタルムービー、携帯電話、スマートフォンなどに以前撮影したような大事なデータは入れておかないようにします。無くす可能性をいつも考えることが大切です

スーツケースには大切なものは入れない。

スーツケースはその名の通り着替え程度しか入れません。私はその他に小さな湯沸かしポットを入れています。

貴重品は肌身離さず持つのが基本です。

おみやげはスーツケースに入れて持ち帰りますが、海外ではあまり高価なものは買わないようにしています。

紛失を予防する

デジタルカメラなどの場合

デジタルカメラの場合肩から斜め掛けのできる紐を付けています。
外人さんに撮ってもらわないようにしています。カメラを渡すとそのままカメラを持ち去られることがあるのです。

お金の場合

一気に失うことのないように分割して持って行きます。貴重品入れと使用する財布、お札を隠せるベルトや靴などいくつかに分割して持って行けたら理想的です。財布もなるべく出し入れは人に見せませんが、それ以外の隠し場所は絶対に人前では出し入れしません。

パスポートの場合

貴重品入れに入れて肌身離さず持ち歩きます。現地ではズボンの内側に作っておいた秘密のポケットにパスポートを隠し持つ人もあります。これはフタがジッパーで閉じるので紛失の危険が少ないようです。

紛失を防ぐ注意

置き忘れに注意しましょう!

スーツケースやバッグの置き引きに注意しましょう!

レストランの椅子の上やテーブルの上にに置いた荷物が無くなることもあります。

紛失物が戻ってくるために

スーツケースには名札を付けておくと間違った行先に運ばれてしまった場合でもスムーズに戻って来ます。

海外ではこれだけは守る!

海外で大事なものは第一番が「命」 第二番目が「パスポート」 第三番目が「クレジットカード」です。これらの三点があれば他の荷物が失われてもなんとかなるのではないかと思います。

良い旅を!

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