眼鏡・補聴器 (機内持ち込みのバッグに入れるもの)
眼鏡は必需品!
視力が弱い人にとって眼鏡は大切です。普段から必需品ではあるのですが、旅先ではますます重要になります。空港の各種表示や行程表の確認、お土産品の値札、ホテルの部屋での金庫の数字、コインの値段の識別など、見えないと困る場面は山ほどあるのです。やはり度の合った壊れ難い眼鏡を旅行には持って行きましょう。コンタクトレンズを使い慣れている人ならもちろんそれで良いのですが、眼鏡ならメンテナンスが簡単なので便利です。
眼鏡は2つ!
やはり眼鏡は予備があると安心です。同じものを二つ持っていると便利です。老眼だけの方なら100円ショップの老眼鏡を予備に持っていくのも手です。紛失したり、破損してしまった場合に役立ちます。ケースに収納したとき非常にコンパクトになる小型の眼鏡もあります。予備にはそういうものも向いているかもしれません。
修理キットも!
器用な方なら眼鏡の最小限の修理キットを持っていくと安心です。修理はちょっとと言う方でも眼鏡用の精密ドライバーだけは持っていると、いざというときに役立ちます。キーホルダー状の小さいものは携帯も容易です。ネジがゆるんで取れてしまいそうというときに役立ちます。
おすすめは度付きサングラス!
ほとんど透明に近い度付きのサングラスは旅に向いています。レンズにUVカットを入れておけば、旅行中のあらゆる場面で紫外線から目を守ってくれます。あまり濃い色のレンズだとかけている間は瞳孔が全開になってしまいます。パッとサングラスを外したときに開いた瞳孔から紫外線が大量に目に入り網膜を直撃してしまいます。ですからサングラスは薄い色のものに限るのです。そして事情により濃いサングラスをかける必要がある場合は太陽の下では外さないほうが良いのです。
眼鏡のケースは硬いタイプを!
ほとんどの眼鏡は硬いタイプのハ-ドケースに入っていることが多いです。ごくたまに柔らかいタイプのソフトケースを見かけることがあります。しかしながら旅先では衝撃や圧迫に強いハードケースをお持ちになるほうが安心です。
観光には眼鏡を!
「観光」とは「光を観る」と書きます。味覚や嗅覚、聴覚、触覚なども旅では総動員で活躍しますが、観光は視覚によるところが多いように思います。視力の弱い人は眼鏡で視覚を補い、旅をお楽しみいただきたいと思います。
え?私ですか?私も例外ではなく眼鏡は必需品ですよ(笑)
補聴器は眼鏡と同じ位に大切です!
補聴器は若い人にはあまり縁がないと思いますが、聴力が不安になってきている人にとってはたいへん重要なものです。いつもお使いのようなら必携です!
人の声や構内アナウンスなど聴きたい音よりも周囲の雑音を拾ってしまい不愉快であるという理由で補聴器を着けずに外出する人も多いと思いますが、海外旅行では聞こえないと困る場面も多いです。聞きづらいからといって家に置いて行ってしまうというのはやめましょう!
補聴器は安物がベスト?
性能の良い補聴器を求めて高価な補聴器をお持ちの皆様も多いことと思います。けれども海外旅行では一番安いタイプのものをおすすめします。耳に掛けるタイプのものが使いやすいと思います。耳の中に入れる高級品は目立たなくて格好いいのですが、小さいので落としやすく置き忘れやすいのです。ホテルやレストランに忘れたらもう出てこないことが多いです。補聴器は紛失の恐れが大きいので安い物がよいのです。お金に余裕のある方はもちろんいつもどおりのものを海外でも持ち歩いて問題はないと思いますけれども・・・。
海外で補聴器を紛失しやすい理由?
海外で補聴器を紛失しやすい理由は日本人の持っている補聴器が輸入品にしても国産品にしてもとにかく高性能と思われているからかもしれません。本来はそれぞれの皆様に合わせた調整になっているはずですが、海外では取りあえず聞こえればいいと考えて行動する人もいるのかもしれませんね。補聴器の紛失にはご用心を!
補聴器も予備を!
眼鏡と同じように補聴器を考えれば、補聴器も予備を装備していくことはよいことです。
補聴器は大切にあつかいましょう!
とある海外名所でとても急がされて桟橋から大揺れに揺れる船に飛び乗ったことがあります。一番跳んだお客さんは80歳台の男性でしたが船との距離が水平に1m位のときに跳ばれていました。そういった場合に補聴器を海に落としてしまったらもうお手上げです。そういう場合は直前にバッグなどファスナーでしっかり閉まるものにさっとしまうことが大切です。補聴器をさっと仕舞える場所を確保しておくのも良いと思います。
注:前述の80歳代の男性は驚異の身体能力ですが、正解はもうひとつあります。危ないと思ったらその場に留まるというのもよい方法なのです。無理をする必要はないと思うのです。皆様は絶対に試さないでくださいね。腰を痛めてしまいます。80歳台だと圧迫骨折をおこすことが多いのです。その時はたぶん必死だっただけだと思います。そして、その男性はたまたま筋骨隆々で、とてもご丈夫な方だったのだと思います。その後旅の間、終始大はしゃぎでお元気そうでしたから・・・(笑)